FUNDINGFACTBOOK表紙_グラファー

FUNDING FACTBOOK「株式会社グラファー」

「FUNDING FACTBOOK」は、資金調達ニュースの対象となった非上場企業の調達情報を、登記簿謄本を確認し、その調達内容を詳細にスキームまで解説するnoteです。

この記事では、2019年1月21日に資金調達を発表した「株式会社グラファー」の資金調達内容について取り扱います。

2017年7月18日に設立された株式会社グラファーは、行政手続の効率化を担う「Govtech(ガブテック / 政府×テクノロジー)」のスタートアップです。
プレスリリースで発表された調達は、創業から2回目の調達にあたります。

1.プレスリリースについて

概要
 プレスリリース日 2019年1月21日 10時00分
 その他媒体    TechCrunch, THE BRIDGE
 発表調達内容
  金額 1.8億円
  方法 記載なし
  投資家 500 Startups Japan, インキュベイトファンド, 他 個人投資家
 実際調達内容
  資金調達日 2018/12/25
  合計金額  180,000,000 円
 PRのタイミング 調達後・登記手続前
 調達後からPRの日数 27日
 調達後から登記手続完了までの日数 30日

プレスリリースの解説

調達から27日後の2019年1月21日に、PRTimesを用いてプレスリリースが配信された。同日に、TechCrunchならびにTHE BRIDGEにて、調達を伝えるニュースが配信されている。

プレスリリースの対象となったラウンドは、2018/12/25にJ-KISS型新株予約権を用いて行われた。当初メディア上では当初第三者割当による調達と報じられており、後日手法の訂正をされている(記事上、訂正した旨記載が残っている)。

プレスリリースの内容について確認する。資金調達内容については見出し文で触れるのみであり、紙面の大半は会社のサービス内容並びに会社それ自体の紹介に割かれている。
ニュースバリューのある資金調達の事実を使って、会社のサービス並びに会社のPRを行ったことが推測できる。
調達後に各メディアと連絡し、記事内容が確定したタイミングでプレスリリースを行ったため、調達後27日後の発表となったのだろう。

2.今回のラウンドの背景

この続きをみるには

この続き:2,696文字
この記事が含まれているマガジンを購入する

2019年1月18日から23日までに公表された企業の調達情報を、謄本ならびに周辺情報から、各ラウンドについての背景をふまえてスキームの...

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

とても嬉しいです。よろしければシェアもお願いいたします!
3

VisionaryBase/ヤマオカタスク

資本政策と資金調達に関するnoteを定期的に発信します 「資本政策の感想戦」「FUNDING FACTBOOK」を不定期掲載 中の人:https://twitter.com/8map 会社:https://nagabot.tokyo

FUNDING FACTBOOK vol.003

2019年1月18日から23日までに公表された企業の調達情報を、謄本ならびに周辺情報から、各ラウンドについての背景をふまえてスキームの解説を行っています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。