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FUNDING FACTBOOK「株式会社dreamstock」

「FUNDING FACTBOOK」では、資金調達ニュースの対象となった非上場企業の調達情報を、登記簿謄本を確認し、その調達内容を詳細にスキームまで解説する。

この記事では、2019年1月22日に資金調達を行った「株式会社dreamstock」の資金調達内容について取り扱う。

1. 株式会社dreamstockについて

2017年7月3日に設立された株式会社dreamstockは、ユーザー自身がサッカー動画をアップロードすることで、プロサッカーチームのオンライン選考に参加できるスマートホン用アプリ「dreamstock」を開発・運営している。

dreamstockを通して、dreamstockと提携したプロサッカーチーム(2019年1月時点で15チーム)のスカウトが、ユーザーが投稿したサッカー動画をみてそのユーザーをスカウティングすることができる。
2018年5月にサービスを開始して以降、25人のユーザーがプロチームに招待され、うち2人がプロ契約を締結している(2019年7月時点)。

dreamstock株式会社がこのアプリを通じて収益をどのように得るかについて全容は明らかにされていない(ユーザー側は無料)。当該アプリによりプロ契約に至った選手のマネジメント権を取得していることを公表している。

2.プレスリリースについて

概要
 プレスリリース日 2019年1月22日 08時00分
 その他媒体    TechCrunch, THE BRIDGE
 発表調達内容
  金額 記載なし
  方法 記載なし
  投資家 有安伸宏, 赤坂優
 実際調達内容
  資金調達日 2018/12/12
  合計金額  20,360,000円
 PRのタイミング 登記完了後
 登記完了後からPRの日数 7日

プレスリリースの解説

プレスリリースは、登記手続から1週間経過した1月22日に行われている。
調達それ自体は2018年12月12日に実施されているが、調達完了から実際に登記手続がなされるまで34日経過しており、登記実務に着手する十分なリソース(人的・時間的・知識的リソース)が確保できていなかったことが想起される。

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2019年1月18日から23日までに公表された企業の調達情報を、謄本ならびに周辺情報から、各ラウンドについての背景をふまえてスキームの解説を行っています。
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